10年後の仕事図鑑を読んで考えたこと
AIが発達すると、今ある仕事はAIに奪われていくという話が世界に衝撃を与えた。
10年後の未来について、ホリエモンと落合陽一さんが考えた本が「10年後の仕事図鑑」である。
10年後の仕事図鑑を読んで考えたことをまとめておく。
AIの発達に怯える必要はない
今ある仕事がAIに奪われるというが、奪われると思って悲観する必要はない。
単純作業や、AIでできる仕事はAIに任せてしまえばいいのだ。
仕事する時間の削減につながり、遊ぶ時間や休む時間を増やせるようになる。
もっと仕事したい人がいれば、AIとは違った分野の仕事をすればいい。
AIに仕事を奪われると怯えるのではなく、AIを利用して仕事を楽にできると考えるべきである。
これから伸びる職業
AIの発達により伸びていく職業の1つにドローン操縦士が挙げられていた。
技術が発達していくと、荷物をドローンで運んだり、人間が簡単に入れないような場所をドローンで調査するだろう。
ドローン活躍の場が増えると、必然的にドローン操縦士の活躍の場も増える。
しかし、ドローンが自動運転になれば、ドローン操縦士の仕事もなくなっていくと思われる。
10年後の未来は誰にも予想できない
AIの発達による社会環境の変化は、容易に予想することはできない。
YouTuberなど少し前までは想像もできなかったような職業が増えている。
10年後にはまた誰も想像したことがなかった仕事が増えているであろう。
これからの時代を生き抜くためには、環境の変化を前向きにとらえていくことが大切だと思う。
10年後の未来を生き抜くために
10年後の世界を生き抜くためには、環境の変化に抗わないことだ。
どんな変化も前向きにとらえて、便利になる世の中の波に乗りきる。
「10年後の仕事図鑑」の中でも、教育環境について触れている部分がある。
現在の義務教育の体系を盲信していると、環境の変化についていけなくなる可能性がある。
誰かから与えられた問題に対して、1つの答えを求めるやり方はもう古いのかもしれない。
10年後の未来を生き抜くためには、自らで考えて問題点を見つけ、ひとりひとり違う答えを探していかなければならない。
職業も作り出す時代に
自分がする仕事、職業も10年後は自ら作り出していくようになるだろう。
会社という体系もなくなるかもしれない。
組織で活躍するのではなく、個のスキル、力を積み上げて活躍する必要がある。
先日、小学生と接する機会があった。
将来の夢について話したら、
「私はパンケーキデザイナーになりたい。」
ということを言っていた。
大人には想像できない未来も、子どもたちには見えているのかもしれない。
自由な発想、何物にもとらわれない考え方が新しい時代を作っていくのだろうと考えさせられた。